ごあいさつ
『本当に大切なものに気付くのは、パソコンの上じゃなく、いつだって空の下だった。』
私たちの上には、いつも空が広がっています。
青い空を見上げ、その大きなキャンパスに夢や希望を描こくことは素敵なことですが、
そのような空の下にもまた、もっと素敵な光輝く世界が広がっています。
両親の温かな愛情により、この世に生を享け、
先達の細やかな教育により、この世で生を育み、
同志の柔らかな友情により、この世で生を分かち合い、
この日本という恵まれた国で、私たちは生きています。
私たちは、自分の時間を、自分の人生を、誰のために遣うのでしょう。
答えは、容易なものです。
そう、自分のため。
自分の与えられた時間を、人生を自分のために遣うこと。
しかしながら、私は積年想い描いてきました。
自分の時間、人生、自分のために遣うばかりではなく、そのほんのひと欠片
人のため、地域のため、国のため、世界のため、地球のため
そんな他の何かのために遣う人生を歩んでいきたいと。
なぜなら、そこには、温かで細やかな柔らかさが
『今』 の私の胸の深いところにしっかりと刻まれているからです。
さらには、東日本大震災を通し、被災地と呼ばれる場所に生を享け生活をする中、
改めて、思い悩み苦しみ、深く考えさせれ今日に至ります。
『今』 という時間は、亡くなった人たちが 『生きたかった時間』
手の平のことを、『掌・・・たなごごろ』 と言います。
そう、私たちの手には、『こころ』 があるのです。
だから、温かく柔らかいのです。
今、私たちに出来ること
両親から与えられたそんな温かく柔らかな手を共に携え、
一緒に世界の空の下に立ってみませんか?
一般社団法人 みんな空の下 代表理事 伊 藤 孝 裕