2016年4月17日(日曜日)に、宮城県仙台市内にあるお寺で手話普及活動が行われました。
世界に一つだけの花。
世界に一人だけの自分。
私たちは、その人にしかできないこと、その人しか持っていない種や素質を
それぞれが持っている。
社会の荒波に揉まれ、自分らしさを失う人
他人と競争し比べ、悲観的になる人
一番の人がいれば、二番の人がいる。
二番の人がいるから、一番の人がいる。
競争社会が悪いわけではない。
しかし、人々はそれぞれの
もともと特別なOnly oneな自分の存在を
忘れてはならないし、失ってはいけない。
そんなOnly oneな相手と関わる自分も
尊厳や敬意、思いやりを忘れてはならない。
今、記事を閲覧されている方々、
あなたの心の中にある種(核)を大切に、
関わる相手からの水や陽の光(刺激)を真摯に受け入れ、
強く立派な花(人生)を咲かせましょう。
大きさの違う小さい花や大きな花、
色の違う赤い花や青い花、
たとえ肌の色が違うくとも、
たとえ障害を背負って生きていようとも、
みんな違ってみんないい。
世界に一人だけのあなただから。
昨年に引き続き、お寺での法要の際にお時間を頂戴致しまして、東北福祉大学手話普及サークルsmileの皆様にご協力いただいて、手話普及活動が行われました。今年は16名の学生の方が参加されました。
手話と曲を重ね合わせた手話コーラスをメインに、活動を行っていただきました。今年の曲は、SMAPさんの世界に一つだけの花です。ちなみに昨年は、坂本九さんの明日があるさでした。
法要に参加された方々や学生の方々との手話を通した交流により、両者の心の中にある種に栄養が注がれた形となりました。それぞれが新たな経験をし、手や表情を使う手話によって、心温まる時間となりました。
実際の法要にも参加させていただき、学生の皆さんにとって貴重な体験となりました。
20分程お時間を頂戴し、サークルの説明や手話の説明、手話コーラスの発表を行いました。
より近くで身振り手振りで教えていました。
普段行わない動作に脳が活性化されている様子でした。私個人的には、手話は認知症の予防になるとも考えます。
サビの部分を一緒に歌いながら手話に触れていました。(映像一部あり)
発表された曲の世界に一つだけの花に合わせて、学生の皆さんは手作りの花をプレゼントされていました。
発表後、学生は昼食の用意や後片付けも手伝い、法要参加者のお帰りの際も、コミュニケーションを図りながら笑顔で見送っていました。
お寺の方々のご厚意により、手作りの御萩など、昼食をいただいていました。
参加された方々、両者の笑顔からとても意義のある交流活動であると感じました。
今後とも当法人では、地域と学生、お寺や手話等、枠に捉われない笑顔溢れる夢のある活動を展開していきます。
Only oneなあなたとその笑顔を求めて
<参加学生の声>
・普段は大学内での活動が多いため、今回のボランティアは地域の方々と触れ合い、交流することができる貴重な機会となりました。
この繋がりを絶やさず、来年再来年とまた新たな出会いへ繋げていきたいと思います。本当にありがとうございました。(学生Mさん)
・お寺での法要、そしてその場での手話の普及、手話コーラスの発表……とても貴重な体験をさせていただきました。これまでは一方的に見ていただく形の発表の経験しかありませんでしたが、今回自分たちと異なる世代の方々と一緒に手話コーラスをすることができ、新たな交流の仕方を発見できました。今回で終わらずこのような機会を作っていければいいなと思います。
ありがとうございました。(学生Kさん)
・手話での発表をするだけでなく、お寺に来た方に手話の交流を通して知っていただくことができ、とても貴重な経験をすることができました。参加した皆さんから「よかったよ」「ありがとう」とたくさんの声をかけてくださり、この活動に参加できたことを嬉しく思いました。これから学外での手話の普及活動を少しずつ増やしていきたいです。(学生Uさん)